今回はなぜ透析という治療が必要になってしまうのかの原因について書いていこうと思います。
できるだけわかりやすく簡単な言葉を使うので医療について詳しく知らない人向けの書き方をしていきますので医療従事者の方など詳しく内容を調べたい人向けではないかもしれません。のでご了承下さい。
透析になる原因を簡単に書くと
腎臓が動かなくなってしまったからです。
そして、
- なぜ腎臓が動かなくなると透析が必要になるのか?
- なぜ腎臓が動かなくなるのか?原因は?
についてはこれから説明していこうかとおもいます。
まず、腎臓が動かなくなって透析が必要になる理由ですが腎臓は簡単にいうと2つの機能があります。
- 血液を綺麗にする。→尿を作る。
- 体の機能を活性化する。
人に説明したり詳しく工程を知りたいという人以外の腎臓の機能を簡単に知りたいという人は
- 血液を綺麗にする。→尿を作る。
だけ覚えてもらえれば十分です。
これが透析をやらなければならない一番の原因で薬等で治療することができないからです。
血液を綺麗にできないと体の汚れや水が溜まってしまい死んでしまいます。なので基本的にはずっと透析は行わないといけません。
ではどうして腎臓が動かなくなってしまうのか?
腎臓が動かなくなって透析が必要になる病気上位3つは
- 糖尿病性腎症
- 糸球体腎炎
- 腎硬化症
これらが主な腎臓が動かなくなってしまう原因の上位のものにになります。
1つずつ病気の内容と理由を簡単に説明していきます。
糖尿病性腎症
これは糖尿病が原因で腎臓が動かなくなってしまう病気です。
糖尿病は血管にダメージを与えてしまう病気なので沢山の血管が集まっている腎臓にダメージを与えてしまうというわけです。
糖尿病の怖いところは血管にダメージを与えてしまうので脳や眼、心臓などの体にとって重要な部分にも影響を与えてしまいます。
糸球体腎炎
次に糸球体腎炎ですがこれは細菌やウイルスが原因で腎臓が炎症を起こしてしまい腎臓がその影響で動かなくなってしまう病気です。
これになると確実に腎臓が動かなくなるというようなことにはならないこともありますが慢性化してしまったり治療を行わなかったりすると腎不全になったりします。
腎硬化症
これは加齢と共に腎臓が徐々に動かなくなっていく病気です。
実は腎機能は歳をとるにつれ徐々に弱っていきます、老眼や筋肉が衰えていくのと同じ様な感じです。
あまり想像することはないかもしれませんが実は人間の体は見た目の肌や筋肉の衰え以外にも内臓系も少しずつ弱くなります。
例を挙げるとすると
- 脳の機能が衰える→記憶力、認知機能が低下する。
- 胃の機能が衰える→消化機能が衰えて量が食べられなくなる。
- 腸の機能が衰える→腸の動きが悪くなって便秘しやすかったり、消化吸収がうまくいかなくなって便秘しやすくなる。
こんな感じで完全に動かなくなるまではいかなくても少しずつ体は老化していきます。
他にも原因になってしまう病気は沢山あるのですがとりあえず上記の3つがここ10〜20年位ではずっと変わらずにいるような感じになっています。
以上が透析になってしまう原因になります。
ではどうすれば透析にならないのか?対策はあるのか?についてはまた書いていこうと思います。
最後まで読んで下さってありがとうございました。参考にして頂けたら嬉しいです。
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