アルコール摂取による体の変化まとめ

アルコール摂取による体の変化まとめ

1. 中枢神経系への影響

  • 興奮 → 鎮静
    • 初期は**GABA(抑制系)**の作用増強でリラックスや多幸感
    • 進行すると、**グルタミン酸(興奮系)**の抑制により判断力や運動機能が低下
  • 記憶障害・ブラックアウト
    • 海馬の機能低下で記憶が途切れる
  • 眠気・質の低い睡眠
    • 深い眠りが短くなり、途中で目覚めやすくなる

2. 循環器系への影響

  • 血管拡張 → 皮膚が赤くなる・体温低下
    • アルコールにより血管が拡張し、一時的に温かく感じるが、実際には体温が失われる
  • 血圧上昇・動悸
    • 交感神経の活性化により心拍数が増加

3. 肝臓への影響

  • アルコール代謝の負担増大
    • エタノール →(ADH)→ アセトアルデヒド(有害) →(ALDH)→ 酢酸 → 水・二酸化炭素
  • 脂肪肝
    • NADHの過剰産生により脂肪の合成が促進 → 肝臓に脂肪が蓄積

4. 腎臓への影響

  • 利尿作用(脱水)
    • **バソプレシン(抗利尿ホルモン)**の分泌抑制 → 尿の量が増加 → 脱水

5. 胃腸への影響

  • 胃酸分泌の増加 → 胃痛・胸焼け
  • 腸の動きが乱れる → 下痢・便秘

6. 代謝への影響

  • 低血糖(エネルギー不足)
    • 肝臓の糖新生が抑制 → 低血糖 → 倦怠感、集中力低下
  • 乳酸アシドーシス
    • NADH増加によりピルビン酸が乳酸に変換される → 代謝性アシドーシス

7. 免疫・炎症反応

  • サイトカイン増加 → 倦怠感・頭痛
  • 免疫機能の低下 → 感染症リスク増加

まとめ

アルコール摂取は、中枢神経の抑制、血管拡張、脱水、肝臓負担、低血糖、胃腸障害、免疫低下など多くの影響を及ぼす。適量を超えると、二日酔いや健康リスクが高まるので注意が必要。