インフルエンザ 登校停止期間 完全まとめ(2025年)「学校保健安全法」で 発症後5日+解熱後2日(幼児3日) が鉄則!

インフルエンザに感染した場合、学校や幼稚園、保育園への登校・登園を再開するには、学校保健安全法に基づく明確な基準と期間が定められています。これを守ることは、集団感染の拡大を防ぐために極めて重要です。

インフルエンザの登校停止期間の正確な計算方法を具体的なケーススタディで解説するとともに、以下の実用的な情報を提供します。

  • 登校再開に必要な「登校許可証」の準備と、学校への連絡タイミング
  • 熱がぶり返した場合の期間リセットなど、注意すべきケース
  • 出席停止期間中の欠席は「欠席扱いにならない」ことなど、欠席の扱い

インフルエンザワクチンの小児接種 完全まとめ(2025年)


1. 法律に基づく登校停止基準(学校保健安全法)

対象登校停止期間
小学校・中学校・高校発症後5日経過 かつ 解熱後2日経過
幼稚園・保育園発症後5日経過 かつ 解熱後3日経過

「発症=熱が出た日」 を 0日目 とカウント!


2. 具体例でわかる!(計算方法)

ケース発症日解熱日登校可能日
Aちゃん(小学生)11/10(月)11/12(水)11/17(月)
Bくん(幼稚園)11/10(月)11/12(水)11/18(火)
【Aちゃんの計算】
発症:11/10 → 5日後 = 11/15(土)
解熱:11/12 → 2日後 = 11/14(金)
→ 両方満たす → 11/17(月)登校OK

3. 「発症」「解熱」の定義

項目定義
発症初めて38℃以上 が出た日
解熱37.5℃未満が24時間以上続く

「平熱に戻った気がする」→ 体温計で確認!


4. 学校が求める書類

書類内容
登校許可証医師が記入(学校指定用紙)
治癒証明書発症日・解熱日を記載
保護者記入一部の学校で可

オンライン提出OKの学校増加中!


5. 注意すべきケース

ケース登校停止延長
熱がぶり返す解熱日をリセット
咳・倦怠感が強い医師判断で延長
インフル+肺炎入院期間+5日
兄弟が発症2次感染で別カウント

6. 学校欠席の扱い

項目扱い
出席停止欠席扱いにならない
試験・行事追試・補講 あり
通知表影響なし

7. 保護者向けチェックリスト

日数確認項目
発症当日学校に連絡(「インフル疑い」)
発症3日目受診 → 検査・薬開始
解熱後体温記録(朝・夕)
登校前日医師に許可証もらう

8. 2025年 学校の対応例

学校ルール
公立小許可証必須
私立中保護者記入可
インターナショナル英語証明書対応

まとめ:登校停止の「鉄則」

小中高 = 発症後5日 + 解熱後2日
幼稚園 = 発症後5日 + 解熱後3日
発症=初熱の日
医師の許可証が必要
出席停止=欠席じゃない