インフルエンザ A型とB型 違いまとめ(2025年)「A型は大流行、B型はしつこい!」
症状・重症度・ワクチン効果がポイント
1. 基本情報比較
| 項目 | A型 | B型 |
|---|
| ウイルス | 変異しやすい(H1N1, H3N2など) | 変異しにくい |
| 流行規模 | 大流行(毎年12〜3月) | 小〜中規模(2月〜4月にピーク) |
| 再流行 | 同じシーズンで2回(H3N2→H1N1) | ほぼなし |
| ワクチン対応 | 毎年更新必要 | 毎年同じ株でOK |
2. 症状の違い
| 症状 | A型 | B型 |
|---|
| 発症の速さ | 超急(数時間で39℃) | やや緩やか(1〜2日かけて) |
| 熱 | 高熱(39〜40℃) | 中〜高熱(38〜39℃) |
| 全身倦怠感 | 超強い(動けない) | 強いがA型よりマシ |
| 筋肉痛・関節痛 | 全身ガクガク | やや軽め |
| 咳・喉の痛み | 強い | 強いが持続 |
| 下痢・嘔吐 | 子どもで多い | 大人・子ども両方で多い |
B型は「胃腸症状」が目立つ!
3. 重症化リスク
| 項目 | A型 | B型 |
|---|
| 重症化率 | 高い(特にH3N2) | やや低い |
| 脳症 | 子どもで多い | 少ない |
| 肺炎 | 高齢者で多い | やや少ない |
| 死亡率 | 0.1〜0.2% | 0.05%以下 |
4. 治療薬の効果
| 薬 | A型 | B型 |
|---|
| タミフル | ◎ 効果抜群 | ◎ 効果やや弱め |
| ゾフルーザ | ◎ | ◎ 耐性報告あり |
| ラピアクタ | ◎ | ◎ |
B型はタミフルでも「長引く」ことが多い
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5. ワクチン効果
| 項目 | A型 | B型 |
|---|
| ワクチン予防 | 50〜70% | 40〜60% |
| 重症化予防 | 70〜80% | 60〜70% |
ワクチンはA型2株+B型2株の4価!
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6. 一目でわかる比較表
| 特徴 | A型 | B型 |
|---|
| 急に39℃+全身痛 | ◎ | △ |
| 下痢・嘔吐 | △ | ◎ |
| しつこく咳が続く | △ | ◎ |
| 大流行 | ◎ | × |
| 子どもが脳症 | ◎ | △ |
| ワクチン効果 | ◎ | ○ |
7. 2025年シーズンの特徴
| 項目 | 状況 |
|---|
| A型 | H3N2が主流 → 高齢者重症化注意 |
| B型 | 2月〜4月にピーク → 子ども・胃腸症状 |
まとめ:A型とB型
A型 = 「急・高熱・重症」 → 大流行の元凶
B型 = 「やや緩やか・しつこい・胃腸」→ 春に長引く
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