ササニシキを使った日本の代表的な銘柄

ササニシキは主に食用として知られている品種の米ですが、かつては酒造用としても評価されていました。ササニシキを使った日本酒は、米の特性を活かして軽やかで柔らかな風味を持つものが多いです。以下に、ササニシキを使用した代表的な日本酒の銘柄や蔵元、精米歩合をいくつか紹介します。

1. 日高見(ひたかみ)

  • 蔵元: 平孝酒造(宮城県)
  • 銘柄: 日高見 純米吟醸 ササニシキ
  • 精米歩合: 55%

2. 浦霞(うらかすみ)

  • 蔵元: 佐浦(宮城県)
  • 銘柄: 浦霞 純米吟醸 ササニシキ
  • 精米歩合: 50%

3. 伯楽星(はくらくせい)

  • 蔵元: 新澤醸造店(宮城県)
  • 銘柄: 伯楽星 純米吟醸 ササニシキ
  • 精米歩合: 55%

4. 雪の松島(ゆきのまつしま)

  • 蔵元: 松島酒造(宮城県)
  • 銘柄: 雪の松島 純米 ササニシキ
  • 精米歩合: 60%

5. 大和蔵(やまとぐら)

  • 蔵元: 合資会社大和蔵(宮城県)
  • 銘柄: 大和蔵 純米 ササニシキ
  • 精米歩合: 60%

ササニシキは宮城県を代表する米で、食用米としての評価が高い一方で、酒米としても特徴的な風味を持っています。ササニシキを使用した日本酒は、口当たりが柔らかく、香りが豊かで、食中酒としても優れています。近年では、再びササニシキを使用した日本酒が注目を集めるようになっています。