ドリームジャンボ宝くじの当選確率や当選本数、期待値について

ドリームジャンボ宝くじの詳細

ドリームジャンボ宝くじは、日本で毎年春から初夏にかけて販売される全国自治宝くじの一つで、高額賞金が特徴です。以下に、当選確率、期待値、販売総額などの詳細をまとめます。


当選確率

ドリームジャンボ宝くじの当選確率は非常に低いですが、等級ごとに異なります。以下は、1ユニット(1,000万枚)を基準とした当選確率の概要です。

等級当選金額本数(1ユニットあたり)当選確率(1枚あたり)
1等3億円1本0.00001%(1,000万分の1)
1等前後賞1億円2本0.00002%(500万分の1)
1等組違い賞10万円198本0.00198%
2等1,000万円2本0.00002%(500万分の1)
3等100万円84本0.00084%
4等1万円36,000本0.36%
5等3,000円120万本12%
6等300円1,200万本100%(必ず当選)

1等の当選確率は1,000万分の1で、非常に低いことがわかります。


期待値

期待値は、宝くじ1枚あたりの平均的なリターンを示します。ドリームジャンボ宝くじの期待値は以下のように計算されます。

計算方法

期待値は、各等級の「当選金額 × 当選確率」を合計して求めます。

  • 1等: 3億円×0.0000001=3円3億円×0.0000001=3円
  • 1等前後賞: 1億円×0.0000002=2円1億円×0.0000002=2円
  • 1等組違い賞: 10万円×0.0000198=1.98円10万円×0.0000198=1.98円
  • 2等: 1,000万円×0.0000002=2円1,000万円×0.0000002=2円
  • 3等: 100万円×0.0000084=0.84円100万円×0.0000084=0.84円
  • 4等: 1万円×0.0036=36円1万円×0.0036=36円
  • 5等: 3,000円×0.12=360円3,000円×0.12=360円
  • 6等: 300円×1=300円300円×1=300円

これらを合計すると、期待値は約705.82円となります。ただし、宝くじの購入価格が300円であるため、還元率は約47%(705.82円 ÷ 300円)となります。


販売総額

ドリームジャンボ宝くじの販売総額は、発行枚数と販売価格から計算されます。1ユニットは1,000万枚で、2024年には13ユニット(1億3,000万枚)が販売されました。1枚300円で計算すると、総販売額は以下の通りです。

1,000万枚×13ユニット×300円=390億円1,000万枚×13ユニット×300円=390億円


還元率

宝くじの還元率は、法律により販売総額の約50%未満に設定されています。ドリームジャンボ宝くじの場合、還元率は約47%とされており、残りの約53%は自治体の収益や運営費に充てられます。


まとめ

  • 当選確率: 1等は1,000万分の1と非常に低い。
  • 期待値: 1枚あたり約705.82円(還元率約47%)。
  • 販売総額: 約390億円(2024年の場合)。
  • 特徴: 高額賞金を狙える一方で、当選確率は極めて低い。

ドリームジャンボ宝くじは、数学的には期待値が低い投資ですが、「夢を買う」という娯楽的な側面が大きい商品です。購入する際は、リスクを理解した上で楽しむことが重要です。