ハローワークの認定日に行うことについて

ハローワークの認定日は、失業給付(失業手当)を受け取るための重要な日で、以下の手順や内容が行われます。

認定日の流れ

  1. 来所: 認定日に指定された日時に、指定されたハローワークに行きます。遅刻や欠席は給付に影響を及ぼす可能性があるため、時間厳守です。
  2. 失業の確認: 失業中であることを確認します。これは、ハローワークが失業状態が続いているかを確認するためです。自己都合退職であっても、仕事を探している限り失業認定を受けられます。
  3. 就職活動の報告: 認定期間中(前回の認定日から今回の認定日まで)に行った就職活動の実績を報告します。通常、2回以上の求職活動が必要です。ハローワークが認める求職活動には、面接、求人応募、セミナー参加などがあります。
  4. 必要書類の提出:
    • 雇用保険受給資格者証失業認定申告書を提出します。失業認定申告書には、求職活動の内容を記入し、活動の証拠(面接の日時や求人応募など)を示します。
  5. 次回の認定日通知: 認定が完了すると、次の認定日が通知されます。次回の認定日も指定された日付に来所する必要があります。

認定日の注意点

  • 就職活動の実績が少ない場合、給付が停止される可能性があるため、積極的な求職活動が重要です。
  • 認定日に来所できない場合は、早めにハローワークに連絡して代替手続きを確認することが必要です。

認定日に行う主なこと

1. 失業状態の確認

認定日では、まず「失業状態であること」をハローワークが確認します。失業給付を受けるには、「働く意思があり、積極的に仕事を探している」ことが条件です。認定日には、自己申告として「就労していない」「就職活動をしている」ということを確認するための手続きが行われます。

2. 就職活動実績の報告

失業認定期間(通常4週間)の間に、2回以上の求職活動実績が必要です。具体的な活動としては、以下のようなものが認められます。

  • 求人への応募
  • 面接の実施
  • ハローワークでの職業相談
  • 就職セミナーや職業訓練への参加
  • 企業への資料請求など

失業認定申告書にこの活動内容を記入し、提出することで報告します。もし、求職活動の回数が足りない場合や、活動内容が不十分と判断されると、その期間の給付金が支給されないことがあります。

3. 必要書類の提出

主に以下の書類を提出します:

  • 雇用保険受給資格者証:受給者に発行された資格証明書です。
  • 失業認定申告書:就職活動の内容や失業状況を記載する書類です。

この書類には、過去4週間にどのような活動を行ったかが詳しく記録されており、就職活動の証明が求められます。たとえば、面接を受けた場合はその企業名や日時などを正確に記入します。

4. 次回の認定日の通知

認定手続きが完了すると、次回の認定日が通知されます。通常、4週間後に次の認定日が設定され、またその期間内に新たな就職活動を行う必要があります。次の認定日も必ず指定された日時に来所しないと、失業給付が停止される可能性があるため、認定日の管理は重要です。

5. 失業手当の振込

認定日に手続きが完了すると、通常数日後に失業給付金が指定された銀行口座に振り込まれます。振込には1週間ほどかかることが一般的です。

6. 注意点

  • 無断欠席遅刻をすると、その期間の失業認定が無効になり、給付が受けられないことがあります。
  • 認定日にどうしても行けない場合は、事前にハローワークへ連絡し、別の手続きができるかを確認します。

ハローワークでの認定日は、失業給付を受けるための重要な手続きの日ですので、遅刻や求職活動の不備がないように、しっかりと準備しておくことが大切です。