日本における映画の興行収入ランキング(国内映画・洋画含む)を10位まで紹介します。これらの映画は、日本国内で非常に高い興行収入を記録したものです。
日本国内の興行収入ランキング(全体)
ランク | 映画タイトル | 興行収入 | 公開年 | 国籍 |
---|---|---|---|---|
1位 | 『劇場版 鬼滅の刃 無限列車編』 | 404.3億円 | 2020年 | 日本 |
2位 | 『千と千尋の神隠し』 | 316.8億円 | 2001年 | 日本 |
3位 | 『アナと雪の女王』 | 255.0億円 | 2014年 | アメリカ |
4位 | 『君の名は。』 | 250.3億円 | 2016年 | 日本 |
5位 | 『ハリー・ポッターと賢者の石』 | 203.0億円 | 2001年 | イギリス/アメリカ |
6位 | 『ハウルの動く城』 | 196.0億円 | 2004年 | 日本 |
7位 | 『もののけ姫』 | 193.0億円 | 1997年 | 日本 |
8位 | 『アバター』 | 156.0億円 | 2009年 | アメリカ |
9位 | 『崖の上のポニョ』 | 155.0億円 | 2008年 | 日本 |
10位 | 『天気の子』 | 141.9億円 | 2019年 | 日本 |
解説
- 『劇場版 鬼滅の刃 無限列車編』が日本映画史上最大の興行収入で、400億円を超える大記録を打ち立てました。
- 『千と千尋の神隠し』は長らくトップを維持していましたが、2020年に鬼滅の刃に抜かれました。それでも300億円を超える収益は驚異的です。
- 『アナと雪の女王』はディズニー作品の中でも特にヒットし、日本国内でも人気が高く、255億円の興行収入を記録しました。
- 『君の名は。』は、新海誠監督のアニメーション映画で、新たなヒット作として250億円を超えました。
- 『ハリー・ポッターと賢者の石』は日本国内でも200億円を超える大ヒットを記録し、ファンタジー映画として人気を誇りました。
- ジブリ作品は安定して高い収益を上げており、特に『ハウルの動く城』、『もののけ姫』、『崖の上のポニョ』などは長年高い評価を受けています。
- 『アバター』は洋画の中でも注目すべき収益を上げ、革新的な3D映像技術で話題となりました。
- 『天気の子』もまた新海誠監督の作品で、140億円を超えるヒットを記録しました。
近年の傾向
- アニメ映画が非常に高い興行収入を記録する傾向が続いています。特に「鬼滅の刃」や「君の名は。」のような作品が社会現象化し、過去のジブリ作品の興行収入を超える勢いを見せています。
- 洋画では、ディズニーのアニメーションやファンタジー映画が人気を集める一方で、日本の観客には特定のファンタジーやアクション系の映画が特に支持される傾向があります。
- 邦画の強さは引き続き顕著で、特にアニメ映画や長期にわたりファンベースを持つ作品(ジブリや「名探偵コナン」シリーズ)が安定した成績を残しています。