結婚式を挙げ、新生活を始める際の費用を計算するには、以下のように大きく4つの項目に分けて考えると明確になります。具体的な金額を目安として計算しますが、地域や選ぶ内容によって変動するため、参考程度としてください。
1. 結婚式・披露宴の費用
- 平均費用: 約300~400万円
- 内訳:
- 会場費: 100万円程度
- 衣装(新郎新婦): 30~50万円(レンタルの場合)
- 飲食代: 1人あたり1.5~2万円 × 招待人数(例: 50人で75~100万円)
- 装花・装飾: 10~20万円
- 写真・ビデオ撮影: 10~30万円
- 引き出物: 1人あたり5,000~7,000円 × 招待人数(例: 50人で25~35万円)
- 内訳:
ポイント:
- ご祝儀で費用の一部を補填することが一般的です。1人3万円が目安で、招待人数50人なら約150万円を想定。
2. 新居にかかる費用
- 敷金・礼金など初期費用: 約30~50万円(賃貸物件の場合)
- 家賃10万円の物件で、敷金1ヶ月・礼金1ヶ月、仲介手数料0.5~1ヶ月分が一般的。
- 家具家電の搬入やクリーニング費用なども考慮するとさらに5~10万円追加される場合があります。
- 家賃(初月分): 10万円程度(地域による)
3. 家具・家電の購入費用
- 家具や家電を全て新調する場合、次のようなアイテムを揃える必要があります。
- 冷蔵庫: 8~15万円
- 洗濯機: 6~12万円
- 電子レンジ: 1~3万円
- テレビ: 5~15万円
- ソファ: 3~10万円
- ベッド: 5~15万円(マットレス含む)
- テーブル・椅子: 3~8万円
- カーテン・照明: 3~6万円
合計: 約50~80万円(ニーズに応じて増減)
4. 日用品やその他の準備費用
- キッチン用品・生活必需品: 約5~10万円
- 食器、調理器具、掃除用具、タオル類、洗剤など。
- 引越し費用: 約5~15万円
- 引越し業者を利用する場合や距離によって変動します。
トータル費用の目安
項目 | 金額の目安(円) |
---|---|
結婚式・披露宴 | 300~400万円 |
新居の初期費用 | 30~50万円 |
家具・家電 | 50~80万円 |
日用品・引越し費用 | 10~25万円 |
合計 | 390~555万円 |
費用を抑えるポイント
- 結婚式
- 招待人数を減らす、平日開催にする、ドレスをレンタルする。
- 新居
- 初期費用の少ない物件を選ぶ(敷金・礼金ゼロ物件など)。
- 家具家電
- セット販売や中古品、アウトレットを利用する。
収入や貯蓄とのバランス
この費用を全額自己負担する必要がある場合、事前の計画が重要です。結婚式のご祝儀、親からの援助、新生活準備のためのボーナスや貯蓄を上手に活用しましょう。