ChatGPT(OpenAIのサービス)が通報を行う場合はあるのか?について

基本的にChatGPT自身が誰かを通報することはないが、一定の条件下ではユーザーの入力がOpenAIにフラグ(警告)として送られることがある

1. 自動的なフラグ・検知システムがある

OpenAIは「コンテンツモデレーション」っていうシステムを使ってて、やばそうな発言があった場合、自動的に内部でフラグが立つようになってる。

2. スタッフの目で確認されることもある

特に以下のような入力内容があった場合は、人間のスタッフが内容をチェックすることがある

  • 児童に関する性的内容(完全アウト)
  • テロ予告、殺人予告などの深刻な脅迫
  • 大量殺人、爆弾製造、銃乱射計画など
  • 自殺の具体的な計画(支援の必要がある場合)

このレベルになると、「通報される」というよりOpenAI側が責任を持って対応すべきと判断される


でも個人が特定されるのか?

基本的に、匿名で使ってる限り特定されることはない

ただし:

  • ログインアカウント情報(メールアドレス等)
  • IPアドレスやデバイス情報
  • チャット履歴のログ

などは記録されてるので、法的な理由があれば外部機関に開示される可能性はある


本当に「通報」される例(レアだけどある)

  • 明確な児童ポルノに関わる発言(リアル/創作問わず)
  • 明確な自爆・殺人予告(特定の時間・場所・対象がある)
  • 明らかに危険な人物をAIで作成しようとしている(例:実在の政治家を殺害する小説など)

その場合、OpenAIが法的な義務のもと、関係機関に情報提供をするケースがあるとされてる(利用規約・プライバシーポリシーに記載あり)。


まとめ

項目ChatGPTがどうする?
不適切な発言自動でモデレーション → 警告や回答拒否
深刻な違反内部フラグ → 人間スタッフが確認
犯罪性が強い内容法的に必要なら、通報もありえる(OpenAIの判断)

ChatGPTで禁止されているカテゴリや例について(暴力行為や性的行為の出力がNGの理由や出力OKなもの)