透析を行なっている患者さんは病院の医師やスタッフから食事についての指導をされるかと思います。
その中でも今回は透析をしている人が最も摂取しすぎたら危ないカリウムについて
- どうしてカリウムを摂りすぎると危ないのか?
- どのくらいの量を摂っていいのか?
- カリウムを多く含んでいる食べ物はなんなのか?
このあたりの項目について書いていこうと思います。
カリウムは摂らなさ過ぎても危ないのですが摂り過ぎてしまっても危ない栄養素になってきます。
まずどうしてカリウムを摂りすぎると危ないのか?についてですが
カリウムを大量に摂ってしまうと不整脈を起こして心臓が止まってしまうからです。
カリウムは体に必要な栄養素の中でも数少ない摂りすぎると危ない栄養素です。
通常カリウムは摂りすぎると腎臓でおしっことして排出されますが透析を行なっている腎不全の人はカリウムの排出がされないのでカリウムが体に溜まっていってしまいます。
これがカリウムを摂り過ぎない方がいい理由です。
ではカリウムはどの位の量を摂ってもいいのか?
透析を行なっている人は1日に2000mgのカリウムを摂っていいとされています。
とは言っても1日に2000mgはどんな量なのか想像つかないと思うので具体的にカリウムを多く含んでいる食べ物を書いていきます。
カリウムを多く含んでいる食べ物はなんなのか?
カリウムは主に野菜や果物、海藻に多く含まれています。
普段の生活の中でおそらくよく食べるであろう食品を具体的に書いていきます。
- ドライフルーツ、ナッツ 100gで約1000mg 種類によるが、できれば食べない方がいいです。
- アボカド 1個で約1000mg できれば食べない方がいいです。
- バナナ 1本で約350mg
- 芋類 1個で約300mg 種類や大きさにもよりますがじゃがいもや里芋だとこの位です。
- 玉露のお茶 1杯で約300mg 市販の物だと綾鷹なんかがこれにあたります。
おそらく生活していてよく目にする機会の多い食品で注意した方がいい食べ物はこんな感じですね。
この辺の食べ物だと2000mgはあっという間にいってしまうので気をつけて下さい。
あとはサラダを大量に食べたりする人も注意が必要です。
他にもこの野菜は大丈夫なんだろうか?この果物は大丈夫なのか疑問に思ったら
ここで大体の食べ物は検索できるので食べ物を選ぶ時に使ってみて下さい。
おおまかにでもカリウムの量がわかってくると食べ物の選択が楽になってくると思います。
最後まで読んで下さってありがとうございました。参考にして頂けたら嬉しいです。
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