
高熱が出たとき、すぐに病院へ駆け込みたい気持ちは分かりますが、インフルエンザ検査の正確さ(陽性率)は、発症(発熱)から経過した時間に大きく左右されます。発熱後12時間未満では「まだ早い」と帰されるケースも多く、迅速抗原検査の陽性率は非常に低くなります。2025年現在、最も正確な結果が得られる**「発症後12〜36時間」**を狙うのが、確実な診断を得るための鉄則です。
発症してから「何時間後」に検査を受けるべきか?
| 発症からの経過時間 | 迅速抗原検査の陽性率(目安) | 受診・検査の推奨度 | 実際の対応 |
|---|---|---|---|
| 0〜12時間 | 30〜60%程度(低い) | △ あまりおすすめしない | 「まだ早い」と言われることが多い |
| 12〜24時間 | 80〜95%(最高) | ◎ 最強のタイミング | この時間帯が一番正確! |
| 24〜36時間 | 70〜90% | ◎ まだベスト | ほぼ問題なし |
| 36〜48時間 | 60〜80% | ○ 可能 | まだ十分意味あり |
| 48〜72時間 | 40〜60%以下 | ○ 可能 | 偽陰性が出やすい |
| 72時間以上 | 20〜40%以下 | × ほぼ意味なし | 薬の効果もほぼなくなる |
結論:何時間後がベスト?→ 発症後12〜48時間以内
特に 12〜36時間後 が最も正確でベスト!具体例(発熱=発症0時間として)
- 夜8時に38.5℃の熱 → 翌朝8時〜夜8時(12〜24時間後)が超ベスト
- 土曜深夜0時に発熱 → 日曜のお昼〜月曜の昼(12〜36時間後)が狙い目
- 72時間以上経過 → 検査しても「陰性」でも信じられないことが多い
医師がよく言うセリフ集(実際にある)
- 「まだ12時間経ってないですね、明日また来てください」
- 「24時間くらい経った方が正確ですよ」
- 「48時間超えてるけど症状が典型的なので薬出しときますね」
一言で覚える鉄則
「熱が出てから最低12時間、できれば24時間くらい待って、48時間以内に行けば間違いない!」
自宅検査キットランキング
| 順位 | 商品名(メーカー) | 検出対象 | 感度(検出率)目安 (発症12-48h後) | 結果時間 | 価格相場 (1回分) | 妊婦・子ども対応 | 特徴・入手性 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | Panbio COVID-19/Flu A&B | COVID+インフルA/B | COVID: 90%前後 インフル: 85%前後 | 15分 | 1,980~2,480円 | ◎(鼻腔浅め) | 検出率最強クラス。Amazon1位常連 |
| 2 | クイックナビ-Flu+COVID | 同上 | COVID: 88% インフル: 80-85% | 15-20分 | 1,780~2,200円 | ◎(子ども対応設計) | 日本製で信頼度高。 |
| 3 | KBMラインチェック nCoV/Flu | 同上 | COVID: 85% インフル: 80%前後 | 15分 | 1,480~1,980円 | ◎ | 最安値帯。マツキヨ・ウエルシアで店頭在庫多め |
| 4 | イージードック Flu&COVID-19 | 同上 | COVID: 87% インフル: 82% | 15分 | 2,200~2,600円 | ◎(妊婦使用実績多) | 鼻腔拭い棒が柔らかめ |
