[インフルエンザの抗原検査]完全ガイド15分で終わる!正確なのはいつ?

あなたが熱を出して病院に行った際、ほぼ間違いなく受けることになるのが**「迅速抗原検査(15分検査)」**です。安価で迅速に結果が出るこの検査は、2025年現在もインフルエンザ診断の最前線に立っています。

しかし、その手軽さの裏側には、「偽陰性(本当は陽性なのに陰性)」になる可能性という限界も存在します。特に、B型インフルエンザや発症後48時間以降の検査では、その精度は大きく低下します。

インフルエンザ「抗原検査」完全まとめ(2025年日本)

項目詳細(2025年最新)
正式名称免疫クロマトグラフィー法によるインフルエンザ抗原迅速診断キット
一般的な呼び方「鼻の綿棒検査」「15分検査」「インフル検査」
結果までの時間5〜15分(最新キットは5〜8分が多い)
検体採取部位鼻腔(鼻の穴2〜3cm) または 咽頭(喉の奥)
2025年主流キット・クイックナビ-Flu2(デンカ) ・エスプライン(富士レビオ) ・イムノエース Flu(タウンズ)・BDベリター(最高精度・高い)
精度(実測値)A型:88〜95% B型:70〜85%(発症12〜36時間の場合)
費用(3割負担)600〜1,500円(キットにより差あり)
保険適応発症後72時間以内+医師が必要と判断すれば100%適応

2025年現在の最新トレンド

項目内容
同時検査キットがほぼ100%インフルA+B+コロナ+RSウイルスを1回で判定
5〜8分で結果が出るキットが主流2024年から急速に普及
B型感度が少し向上従来65%→現在78〜85%くらいまで改善
鼻腔拭い液でOK以前より浅めに拭っても感度が出るようになった

判断基準

結果判断
A型陽性「100%信じる」
B型陽性「95%信じる」
A型陰性(12〜36時間)「90%以上信じる」
B型陰性(12〜36時間)「半信半疑」→ 症状強ければ薬出す
どちらも陰性(48時間超)「ほぼ信じない」→ 症状で判断
どちらも陰性(12時間以内)「まだ早いだけ」→ 明日再検査指示

まとめ

  1. 99%の人が最初に受ける検査=これ 
  2. 15分で終わる・安い・そこそこ正確 → だからみんなこれ 
  3. 陰性でも「タイミングが悪いだけ」ってことが多いことを医師は全員知ってる 
  4. だから症状が典型的なら陰性でも薬出す(特に流行期)

「抗原検査=15分で8〜9割当たる便利検査」
「陰性でもインフル否定にはならない」

自宅検査キットランキング

順位商品名(メーカー)検出対象感度(検出率)目安 (発症12-48h後)結果時間価格相場 (1回分)妊婦・子ども対応特徴・入手性
1Panbio COVID-19/Flu A&B COVID+インフルA/BCOVID: 90%前後 インフル: 85%前後15分1,980~2,480円◎(鼻腔浅め)検出率最強クラス。Amazon1位常連
2クイックナビ-Flu+COVID同上COVID: 88% インフル: 80-85%15-20分1,780~2,200円◎(子ども対応設計)日本製で信頼度高。
3KBMラインチェック nCoV/Flu 同上COVID: 85% インフル: 80%前後15分1,480~1,980円最安値帯。マツキヨ・ウエルシアで店頭在庫多め
4イージードック Flu&COVID-19 同上COVID: 87% インフル: 82%15分2,200~2,600円◎(妊婦使用実績多)鼻腔拭い棒が柔らかめ