
毎年冬になると警戒するインフルエンザ。今年はA型? それともB型? 実は、この2つのタイプは潜伏期間の長さから発症の仕方、さらには重症化のリスクまで、知っておくべき大きな違いがあります。
「A型は重くて急に来る」「B型はマイルド」という認識は半分正解ですが、特に小さなお子さんがいる家庭ではB型を甘く見てはいけません。本記事では、A型(H1N1, H3N2)とB型を「潜伏期間の差」「症状の出方」「小児での重症度」「流行のタイミング」という4つの視点から徹底比較します。
インフルエンザ A型 vs B型 の違い(潜伏期間を中心に)
| 項目 | A型 | B型 | 結論(どっちがヤバい?) |
|---|---|---|---|
| 潜伏期間 | 1~3日(平均1.5~2日) | 1~4日(平均2~2.5日) | B型の方が少し長い傾向 |
| 発症の速さ | 急に来る(ドカン!) | A型よりややマイルドに始まる人が多い | A型の方が急激 |
| 症状の重さ | 重い人が多い(特にH3N2) | A型よりは軽め~中程度 | A型 > B型 |
| 高熱の出やすさ | 38.5~40℃が普通 | 38℃台前半~39℃台が多い | A型の方が高い |
| 全身症状 | 筋肉痛・関節痛が強い | やや弱め | A型の方がつらい |
| 子どもでの重症度 | 重症化はするが… | 小児で実は要注意! 急性脳症の割合はB型の方が多いという報告あり | 小児はB型も甘く見てはいけない |
| 流行のタイミング | 12~2月にドカンと流行 | 少し遅れて1~3月頃にピーク | A型が先、B型が後 |
| 変異のしやすさ | めちゃくちゃ変異する(新型もA型) | ゆっくり変異 | A型の方が厄介 |
| 感染力 | 非常に強い | A型ほどではないが十分強い | A型 > B型 |
潜伏期間の実際の違い(実感レベル)
- A型:今日うつされて → 明日の夜~明後日朝に突然40℃+全身痛
- B型:今日うつされて → 明後日~3日後に38.5℃くらいでだるくなって始まる
→ だから「A型は急にくる」「B型はちょっと遅れてくる」という印象になります。
現在の日本での実感
- 今年はA型(H1N1とH3N2)が先に流行開始
- B型(Victoria系)はこれから1~2月に増えてくる見込み
- 例年「A型でダウン → 治ったと思ったら家族がB型にかかる」パターンが非常に多い
まとめ
潜伏期間は「A型の方が少し短くて急に来る」
症状は「A型の方が重いことが多いけど、B型も子どもでは怖い」
→ どっちも油断禁物!です。
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