[インフルエンザの感染力]「いつから、いつまで」を徹底解説— 周りを最も危険にさらす意外なタイミングとは

インフルエンザの予防策といえば、発熱後のマスクや自宅待機を思い浮かべますが、実は最も感染力が強い時期は、多くの人が想像する時期とは異なります。

驚くべきことに、インフルエンザウイルスが他人にうつるピークは、**まだ本人が何の症状も感じていない「熱が出る前日」**なのです。つまり、「熱が出たから休む」という判断では、すでに周囲にウイルスをまき散らしてしまっている可能性が高いということです。

インフルエンザの感染力「いつから?いつまで?」超シンプル表

タイミング感染力の強さ実感レベル
発症の約24時間前★★★★★(最強ピーク)まだ完全無症状なのに一番うつす
発症当日★★★★★(ピーク継続)熱が出てからが一番危険
発症後1〜2日目★★★★(まだめちゃ強い)熱があっても動ける人は要注意
発症後3日目★★★(だいぶ下がる)熱が下がり始めると急に弱まる
解熱してから★〜★★(ほぼゼロになる)大人は解熱後1日でほぼうつらない
子どもは?解熱後3〜7日くらいまで弱く残る小学生以下は長めに注意

一目でわかる感染力カレンダー(例)

月曜火曜水曜木曜金曜
感染する→ 潜伏期間(無症状)夜に38.5℃発症感染力MAXまだ強い
(誰も気づかない)火曜が一番うつす日(家族にうつしまくる)

まとめ

  1. 一番うつすのは「熱が出る前日」 ← 超重要!
  2. 熱が出てからも48時間は「超危険人物」
  3. **熱が完全に下がって+1日(大人)/+2〜3日(子ども)**経ったらほぼうつらない