PlayStation 5(PS5)は、2020年11月12日に発売されました。PS5は非常に高性能なゲームコンソールであり、PCのスペックと比較する際には、ハイエンドのゲーミングPCと同等、あるいはそれ以上の性能を持つことがあります。以下にPS5の主要スペックと、それに相当するPCスペックを示します。
PlayStation 5の主なスペック
- CPU:
- AMD Ryzen “Zen 2” 8コア / 16スレッド、3.5GHz(可変周波数)
- GPU:
- AMD RDNA 2アーキテクチャ
- 36 CUs(コンピュートユニット)、2.23GHz(可変周波数)
- 10.28 TFLOPS
- メモリ:
- 16GB GDDR6、帯域幅448GB/s
- ストレージ:
- カスタム825GB SSD(最大5.5GB/sの生データ読み取り速度)
- ディスプレイ出力:
- 最大8K解像度対応、4K@120Hz対応
- HDR対応
- オーディオ:
- Tempest 3Dオーディオ技術
- その他:
- レイトレーシング対応
- Ultra HD Blu-rayドライブ
PCスペックとの比較
CPU
PS5のCPUは、AMDのカスタムZen 2アーキテクチャに基づいており、8コア/16スレッド、3.5GHzのクロック速度を持っています。この性能は、デスクトップPCのAMD Ryzen 7 3700XやIntel Core i7-9700Kに相当します。
GPU
PS5のGPUは、AMD RDNA 2アーキテクチャに基づいており、10.28 TFLOPSの性能を持ちます。この性能は、デスクトップのNVIDIA GeForce RTX 2070 SuperやAMD Radeon RX 6700 XTに相当します。レイトレーシング機能もサポートしています。
メモリ
16GBのGDDR6メモリを搭載しており、帯域幅は448GB/sです。このメモリ性能は、ハイエンドのゲーミングPCに搭載されているGDDR6メモリと同等です。
ストレージ
カスタム設計の825GB SSDは、最大5.5GB/sの生データ読み取り速度を持ちます。この速度は、PCIe 4.0 NVMe SSDに相当し、デスクトップPCで使用されるSamsung 980 ProやWD Black SN850といった高速SSDと同等です。
ディスプレイ出力
PS5は最大8K解像度や4K@120Hzに対応しています。この点は、ハイエンドのゲーミングPCにおける最新のディスプレイ出力に匹敵します。
まとめ
PS5は非常に高性能なゲームコンソールであり、以下の点でハイエンドPCと同等またはそれ以上の性能を持っています:
- CPU:AMD Ryzen 7 3700XやIntel Core i7-9700Kに相当
- GPU:NVIDIA GeForce RTX 2070 SuperやAMD Radeon RX 6700 XTに相当
- メモリ:16GB GDDR6、448GB/sの帯域幅
- ストレージ:PCIe 4.0 NVMe SSD(最大5.5GB/s)
- ディスプレイ出力:最大8K、4K@120Hz対応
このように、PS5は多くの最新技術を取り入れた高性能なゲームコンソールであり、ハイエンドゲーミングPCと比較しても遜色のない性能を持っています。