医療•健康 インフルエンザ大流行、警報レベル超が全国へ急拡大:過去10年で最悪ペース 2025/2026シーズン(2025年9月〜12月10日時点)
2025年の日本国内インフルエンザ(2025/2026シーズン)は、例年より大幅に早く流行が開始され、異例の急拡大が見られました。国立感染症研究所(NIID)や厚生労働省の定点医療機関報告(約5,000機関)に基づくデータでは、9月下旬から患者数が急増し、12月時点で全国的に警報レベルを超える状況となっています。主な原因として、COVID-19後の免疫低下(免疫ギャップ)、海外からのウイルス持ち込み増加、A型H3N2サブクレードKの変異株流行が指摘されています。