
「誰に、何を、どのSNSで届け、どう評価するか」を、実際に言語化するためのワークシートを作成しました。
このワークを埋めることで、点在していたアイデアが「戦略」へと変わります。チームでの書き出しや、個人の構想整理にご活用ください。ワークを一度埋めてみると、自社のSNS運用における「軸」がはっきりします。まずは15分程度でラフに書き出してみるのがおすすめです!
① 【誰に】ターゲット(ペルソナ)の特定
単なる「30代女性」ではなく、「N=1(実在する特定の一人)」をイメージして書き出します。
- 属性: 年齢、職業、居住地、家族構成
- ライフスタイル: 平日・休日のスケジュール、よく見るアプリ
- 悩み・願望: 今、何に困っているか? どうなりたいと思っているか?
- SNSでの行動: 情報収集のために使うのか、暇つぶしで見ているのか
ワーク欄: 「(例)都内のIT企業で働く32歳独身女性。平日は自炊する余裕がなく、コンビニ飯に飽きている。手軽でおしゃれな時短レシピを探してInstagramの保存機能を多用している。」
② 【何を】提供価値とコンテンツ
ターゲットに対して、自社がどのような「得(メリット)」を提供できるかを考えます。
- 解決する課題: ターゲットのどの悩みを解決するか?
- 独自の強み: 他社にはない、自社だけの情報や見せ方は何か?
- 投稿のトーン: 親しみやすい「中の人」風か、信頼感のある「専門家」風か
- コンテンツ案: ノウハウ系、舞台裏(メイキング)、ユーザー紹介など
ワーク欄: 「(例)『包丁を使わない5分レシピ』を動画で提供。自社製品の調味料を使い、忙しい夜でも『丁寧な暮らし』ができているという満足感(価値)を届ける。」
③ 【どのSNSで】プラットフォームの選定
ターゲットの生息地と、コンテンツの相性から媒体を選びます。
- 選定理由: なぜそのSNSなのか?(例:拡散したいからX、世界観を見せたいからInstagram)
- 運用の役割: 認知: X、TikTok(知らない人に届ける)
- 教育・信頼: YouTube、Instagram、公式LINE(深く知ってもらう)
- 獲得: SNS広告、公式LINE(購入・申し込みへ誘導)
ワーク欄: 「(例)Instagramをメインに活用。視覚的な『美味しそう』という直感に訴え、保存数を稼ぐことで発見タブからの新規流入を狙う。」
④ 【どう評価するか】KGI / KPIの設定
「なんとなく」を脱却し、数字で成功を定義します。
- KGI(最終目標): 売上金額、資料請求数、採用エントリー数
- KPI(中間指標): 認知: リーチ数、インプレッション数
- 関心: エンゲージメント数(いいね・コメント)、保存数
- 誘導: プロフィールクリック数、リンククリック数
- 定性評価: ユーザーからのポジティブなコメント内容、UGC(口コミ投稿)の質
ワーク欄: 「(例)KGIはECサイトの売上。KPIは1投稿あたりの『保存数』と『プロフィールのURLクリック数』。月に10件以上のUGC(ハッシュタグ投稿)が発生することを目指す。」
